灘の酒 灘五郷めぐり 神戸酒心館
福寿の蔵元
世界にチャレンジする酒蔵
沢の鶴資料館から東に向かって15分位歩いたところに神戸酒心館があります。
ここは、灘五郷のひとつ、御影郷の酒蔵の一つです。
私は、個人的にはあまり株式会社神戸酒心館が造る「福寿」について縁が無かったのですが、世界的にはかなり表彰歴を持つお酒のようです。
全国新酒鑑評会の他、インターナショナル・サケ・チャレンジやインターナショナル・ワイン・チャレンジ、ロンドン・サケ・チャレンジ、全米日本酒鑑評会等、数々の受賞歴を持っています。
宝暦元年(1751年)に創業した酒蔵で、13代にわたって「福寿」の名を守り続けていると案内されていました。
綺麗に整備された庭や、雰囲気のあるたたずまい、昔からの酒蔵であることを醸し出しています。
こちらが正門(長屋門)になります。
見学施設
見学施設には酒蔵である福寿蔵、蔵の料亭さかばやし、ショップのある東名蔵、酒心館ホールである豊明蔵があります。
福寿蔵の酒蔵見学は要予約とのことで、ショップのある東名蔵にお邪魔しました。
お待ちかねの試飲
きき酒カウンター
無料のテイスティングコーナーと有料のきき酒カウンターがありますが、ここは折角ですのできき酒カウンターでお酒を堪能することにしました。
大吟醸、純米、生酒の味比べきき酒セットが500円。
45ml×3種類です。
きき酒セットの他にもいろいろなお酒と簡単なおつまみが頂けます。
(本格的に食事をしたりお酒を飲みたい場合は蔵の料亭さかばやしへ)
ノーベル賞のお酒です
福寿の純米吟醸酒はノーベル賞の公式行事で提供されるなど海外のソムリエからも高く評価されているそうです。
ショップ内にもノーベル賞公式行事で提供される日本酒であると、大きくアピールしていました。
頂いたのは以下の3種です。
蔵直採り生酒は非売品とのことです。
大吟醸を頂きました。
吟醸の鼻に抜ける香りがすごく爽やかで飲みやすいお酒です。
みずみずしくて、良い意味で日本酒らしくない飲み口です。
今回の酒蔵巡りで3本指に入る美味しさでした。
インターナショナル・ワイン・チャレンジ2018の大吟醸の部で金賞を受賞したお酒だそうです。
もちろん純米酒も生酒も大変美味しかったです。
福寿というお酒、ファンになりました。
ちなみに福寿大吟醸は720mlで3,240円、福寿純米酒御影郷は1,188円と、結構お手頃の値段です。
ぜひ今度家飲み用に買ってみたいと思います。
次回はこうべ甲南武庫の郷です。