空へ!!

旅行やマイルの話を中心に、たまにグルメやラーメンの話など気ままなことを好きなように書いている大阪発信のブログです。

灘の酒 灘五郷めぐり 沢の鶴資料館

昔の酒蔵

兵庫県指定「重要有形民俗文化財

阪神電車本線大石駅を下車して海に向けて歩くこと約10分。

澤の鶴資料館があります。

 

昭和53年11月に古い酒蔵をそのまま資料館として公開したそうです。

その後昭和55年に酒造り道具とともに、兵庫県「重要有形民俗文化財」の指定を受けたそう。

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しかしながら、平成7年1月に阪神地区を襲った、阪神淡路大震災によって、全壊してしまいました。

現在の建物は、平成11年3月に復興再建したものです。

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昔の酒造りを再現

酛仕込み、麹造り、洗米、蒸米といった酒造りの行程が、昔の道具の展示とともに、説明されています。

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海上輸送で灘酒を江戸に大量に運んだ樽廻船の模型が飾られています。

樽回船によって、灘酒が江戸の酒の8割のシェアを取った一因ともなりました。

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米は酒米の王様「山田錦」をはじめとする播州や但馬、丹波酒米

全国的にも有名な丹波杜氏の技。

水は灘の宮水。

六甲おろしの冷気、海上輸送等の酒造りに申し分ない立地条件。

こうした様々な要因が灘の酒を育てていったようです。

お待ちかねの試飲

ミュージアムショップで

資料館を回り終わると出口がミュージアムショップに繋がっています。

ここでお待ちかねの試飲ができます。

 

本日の試飲のお酒は本醸造生原酒と古酒仕込み梅酒。

生原酒はアルコール度数18度とやや濃いめ。

梅酒は甘くすっきりと。

 

ここでは色々なお買い物もできますが、ここからスタートしたので重い荷物を持って回ることもできず、あきらめます。

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今の沢の鶴は

昔の酒蔵と道路を挟んだ向かいに今の沢の鶴の工場があります。

見学は出来ませんが、広大な敷地に、ステンレス製の大きなタンクが遠めに見えます。

 

近代的な工場になっているようです。

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ここから灘五郎の酒繰り巡りは始まりました。

次回は神戸酒心館「福寿」を紹介します。