灘の酒 灘五郷めぐり こうべ甲南武庫の郷
こうべ甲南武庫の郷とは
甲南漬本店
こうべ甲南武庫の郷とは、平成7年の阪神淡路大震災で倒壊した甲南漬本店跡地に作られたコミュニティースペースだそうです。
甲南漬本店、甲南漬資料館、お食事処、カルチャー倶楽部、クッキングルーム、日本庭園、すし屋、蕎麦屋などがここ「こうべ甲南武庫の郷」に集まっています。
こうべ甲南武庫の郷HPより
甲南漬とは、元々は高嶋酒類食品株式会社として明治3年に焼酎の製造を始めた会社が、その後みりんの製造や奈良漬の製造を開始し、「甲南漬」を商標登録して現在に至っているようです。
そして、甲南漬資料館に高嶋酒類食品株式会社の140年の歴史やみりん造りの道具などが展示されています。
国・登録有形文化財建造物
甲南漬資料館は2010年に国指定の登録有形文化財建造物に指定されています。
建物全体の写真を撮り忘れたようで、HPから借りてきました。
資料館には灘五郷の酒蔵の資料や、甲南漬の当時の資料が展示されています。
なかなか歴史を感じさせるものが並んでいます。
灘五郷の酒蔵のラベルとか。
灘の酒の展示とか。
いつの時代のものでしょうか。
甲南漬の店頭の値段表。
瓜、茄子、蕪、細大根、人参は40銭とか。
お待ちかねの試飲
木瓜にて
まさかみりんを試飲するわけにもいかないので(笑)。
木瓜という小洒落たお店で有料で地酒セットを頂くことが出来ます。
営業時間は12:00~17:00なのですが、11:00頃にお邪魔したところ、快く開けていただきました。
気さくなママさん?が、「普段なら話好きなのでお相手できるんですけど、お店の準備でご飯焚いてこなければならないので、お相手できなくてごめんなさい。ゆっくりしていってください。」と。
お酒は3種類。
毎月変わるそうですが、今月はこの種類だそうです。
仙介特別純米 泉酒造
です。
3種類飲み比べで600円です。
やはり、昼のみの日本酒は美味いですね。
こちらは、なんか昔の小料理屋みたいな雰囲気で、ノスタルジックです。
5~6人入れば満席です。
甲南漬本店
甲南漬本店は店舗になっており、甲南漬(瓜やすいか、魚介などの各種粕漬け)、ワインドビーフ、はくびし本みりんなどの高嶋酒類食品の商品を購入することができます。
また、灘の地酒や神戸ワインなども売っていました。
私は酒蔵巡りの途中で寄ったので長居は出来ませんでしたが、ここでじっくり買い物をするのも楽しいのではないでしょうか、そんな気になりました。
次回も酒蔵巡りは続きます。