JAL国際線特典航空券2020年夏
JAL国際線特典航空券PLUS導入実質初年度
今年は360日前から
ポルトガル旅行記2019をお読みいただきまして有難うございます。
ポルトガル旅行記2019シリーズの途中ではございますが、最近JAL国際線特典航空券争奪戦に参入してきましたので、記事にしてみたいと思います。
昨年の12月からJAL国際線特典航空券PLUSが導入されて、夏休みの特典航空券の申し込みはルール変更実質初年度ということになります。
(去年の特典航空券の争奪戦はこちらから)
特典航空券の必要マイルは基本マイルで取れますが、特典航空券が無くなるとキャンセル待ちではなく、追加マイルが必要になります。
システムの改定(アマデウスの導入)により、特典航空券は360日前から申し込みが出来るようになりました。来年の予定を1年前に決めなくてはいけないというのも、何だかな~とも思いますが。
また、従来は往復の申込が基本でしたが、新しいルールになってからは片道で往復の半分のマイルで取ることが出来るようになりました。このため、申込開始当日に特典航空券を取得しようとすると、往路360日前、復路360日前と2回争奪戦にチャレンジしなければいけなくなりました。
キャンセル待ちが出来ないことから、予約=発券でマイルは即日引き落としされます。
片道しか取れなかった場合はどうする
ここで問題です。往路360日前で特典航空券が取得できて、復路360日前に取得が出来なかった場合はどうすればよいでしょうか。
1.往路でマイルで取得した特典航空券を3,100円の手数料を支払ってキャンセルし、別の日で再チャレンジする。
2.特典航空券片道にあわせた専用JAL国際航空券(JMB片道運賃)を購入する。
3.JAL国際線特典航空券PLUSで追加マイルを支払う。
のどれかを選ばなくてはなりません。
1.を選択した場合、復路が取得できなければ取得できるまで無限ループで3,100円(2人であれば6,200円)を支払い続けることになります。
2.を選択した場合は、予定通りの旅行は組めますが、料金はとても高くなります。
参考までに専用国際航空券(JMB片道運賃)は、パリ/フランクフルト/ヘルシンキ/ロンドンで
ビジネスクラス片道運賃(C)375,000円
プレミアムエコノミー片道運賃(W)225,000円
エコノミー(アップグレード対象)(B)210,000円
エコノミー片道運賃(M)120,000円・・・だそう。
しかも税金、サーチャージは別で発券手数料が別途5,400円かかります。
3.を選択した場合は、夏休み期間内は1人200,000マイル以上を覚悟したほうが良いでしょう。
どれも厳しいですね。
実際に算入してみた
往路はWEBで
駄目なら9月に夏休みを変更しようと覚悟を決めて、チャレンジのつもりで8月のある日の往路の申込をしてみました。
第一希望 パリ行き ビジネスクラス
第二希望 フランクフルト行き ビジネスクラス
JAL国際航空券PLUSの導入(改悪)を嫌って、皆さん昨年中にマイルを利用してしまったのか、あるいは東京オリンピックがあるので来年は海外に行かないのか。
360日前にwebであっけなく第一希望が取れてしまいました。
しかも、フランクフルト行きも、ヘルシンキ行きもしばらくは空いていたようです。
復路は電話で
パリから帰ってくる便は1日後に日本に着くため、羽田~伊丹の便が360日前になっておらず、当日予約することが出来ません。
JALに問い合わせてみると、電話で予約をして、一旦保留、翌日電話で羽田~伊丹の国内線部分をつけると言われました。
ただ、電話での発券になる為、5,400円×2名=10,800円の手数料が係ると。まあ、羽田~伊丹を自分で購入するよりは安くはなるのですが。
360日前10時(10分前)にJALダイヤモンドプレミアデスクに電話をして予約をお願いすると・・・。
第一希望のパリから羽田行きのビジネスクラスを問題なく取って頂く事が出来ました。
JAL旅行券
ここで、奥の手です。
JAL旅行券を使うと電話でも発券手数料がかかりません。
1人の旅程に1枚以上の旅行券を使う必要が有ります。
JAL旅行積み立てでJAL旅行券を手にするのが王道ですが、たまに金券ショップで売っていることもあるようです。
1,000円券が950円とか、10,000円券が9,500円で運良く買えることも有ります。
この券を使うことで、10,800円の発券手数料はかからなくなりました。
(JALの旅行券の利用方法はこちら)
今年はファーストクラスでパリに入りましたが、来年はビジネスクラスでパリに入る予定です。まだその先の予定は何も考えていませんので、これからゆっくり考えたいと思います。
今日はこの辺で。