ポルトガル旅行記2019 シントラ周遊~その1 先ずはペーナ宮殿散策から
シントラへ
シントラ周遊パス
今日はシントラ周遊観光です。夜中の雨で道路は濡れていてちょっと天気が心配です。
シントラへは8:11発の電車で向かう予定ですが、シントラ周遊きっぷを買うための行列がどれくらいできているかが心配で、ホテルを7時半ごろ出発しました。
ロシオ駅のエスカレーターを上りきったところに切符売り場はありました。
そこそこの人が列を作ってはいましたが、10分とかからずに、切符を買うことが出来ました。ただ、ロシオ駅には小さなカフェ以外には時間をつぶす場所がなく、座るベンチもありません。
ホテルに帰って出直しました。
ロシオ駅からシントラ駅まで
シントラに行く電車は、この時間帯は15分毎に出ています。
シントラまでの所要時間は40分です。
SINTRAの電光掲示板が出ていますのでどのホームから乗るかはすぐわかります。
乗る電車はこちらです。
車内の様子です。
8両編成の電車はほぼ埋まっていますが、立っている人はいませんでした。+
ペーナ宮殿散策
シントラ駅からバスで
シントラの観光の位置関係は以下のようなイメージになります。
シントラ駅を起点として、ペーナ宮殿やムーア城跡は434番のバス、レガレイラ宮殿には435番のバス、ロカ岬を通ってカスカイスに向うには403番のバスに乗っていきます。
シントラ駅を背にして右側に434番バスペーナ宮殿方面行のバス停があります。
下の地図の赤い丸がバス停の位置です。
434番のバスにシントラ観光の周遊パンフレットが置いてありますので貰っておくと良いでしょう。
時刻表には9時15分のバスが始発となっていましたが、9時発の臨時便?が到着です。しかも、2台続いていましたので、1台目が満員で乗れなかった人は2台目に乗っていきます。
ペーナ宮殿入場
大混雑なので、ルートはペーナ宮殿から回るのが良いとの先人のお言葉がありましたので、先ずはペーナ宮殿を訪れます。
ペーナ宮殿は激混みと聞いていたのでチケットはWebで事前購入しました。
グーグル翻訳で日本語にして購入しました。
下にリンクを張っておきます。
ペーナ宮殿に入場する入り口は、大行列になることを予想していたのですが、意外にもそんなに人は並んでいませんでした。ペーナ宮殿入口でWebで購入したチケットを見せたら何事も無く入場できました。
入口には山道を登るバス€3.0もありましたが、バスは行列の様子。
宮殿に入場したところに地図が置いてありますので、地図を貰っておくと良いでしょう。地図を見ながら歩いて宮殿まで登ることにしました。
結構な急坂を山登りで約10分。
ペーナ宮殿に到着しました。
残念なことにあたりは霧が立ち込めていて、視界はあまりありません。
山を登りきるとオレンジ色に塗られた宮殿がありました。
このペーナ宮殿は、シントラの文化的景観として世界遺産に登録されています。
17世紀の頃から修道院として使われていた建物が、1755年のリスボン大地震の後に荒廃してしまったものを1836年にマリア2世の夫フェルナンド2世が改築したものだそうです。
ゴシック様式、マヌエル様式、ルネッサンス様式などのさまざまな様式を含んだ宮殿として作り上げられたそう。
入口から中に入っていくと色鮮やかな光景が目に入ってきます。
宮殿内部
当時使われていた調度品やソファーなどが飾られています。
写真撮影は禁止となっていましたので、内部の雰囲気だけです。
晴れていればもっと綺麗だったのでしょうが、こんな天気でも充分に楽しめました。
晴れていればこんな感じだったのでしょうか。
ムーア城壁に行く予定にはしていたのですが、霧で眺望が望めず、体力的にも相当きついと聞いていたので断念し、レガレイラ宮殿に向かいます。
次回はレガレイラ宮殿からです。