ポルトガル旅行記2019 リスボンの切符
リスボンの移動に使う切符はどれが良い
ヴィヴァ・ヴィアジェンカード(VIVA viagem)
ヴィヴァ・ヴィアジェンカードは1回乗車券と24時間乗車券があります。
また24時間券はバス、トラム、地下鉄(メトロ)の他に、郊外電車(CP)やフェリーが乗れるカードもあり、値段が違います。
ペラペラの紙でできたカードですが、ICチップが入っていてチャージをして使います。チャージが切れれば、再度このカードにチャージすることが出来ます。
カード代は代金とは別に€0.5がかかります。
1回券は€1.45
バス、トラム、メトロ1日券は€6.30です。
ケーブルカーに現金で乗ると€3.70ですので、ケーブルカーに2回乗れば元が取れます。
購入はメトロの自動販売機で。
クレジットカードのみ利用の自動販売機と現金が使える自動販売機があります。
チケットの買い方は以下の通りです。
画面下のイギリスの国旗を押すと英語表記になります。
新たにカードを購入する場合はWithout a reusable card
チャージのみする場合はWith a reusable cardを選択します。
次画面でChoose the number of cardと聞いてきます。
何枚カードが入りますかと。
「+」を押すと枚数が増えますし、「-」を押すと枚数が減ります。
枚数を選択したらContinue(続く)。
次画面でカードの種類を聞いてきますので、1回券なら€1.45を。
バス、メトロ(トラム)1日券なら€6.30のボタンを押します。
1日券を選択したらChoose the of ticket per card
と聞いてきます。これは、24時間カードを何回いるかという意味です。
カードが何枚いるかは既に選択していますので、ここで2枚を選択すると、24時間券が2回、つまり48時間券が出てきてしまいます。ここは要注意。
最後の画面でCashかBank Cardの選択画面になります。
現金かクレジットカードかを選択します。
これで切符を購入することが出来ます。
リスボアカード
リスボアカードはツーリスト向けのカードです。
1日券、2日券、3日券があるようです。
1日券は€20、2日券は€34、3日券は€42となっています。
購入できるのは空港やリスボン市内の観光案内所です。
私はカイス ド ソドレ駅にある観光案内所でこのカード1日券を購入しました。
このカードは、メトロ、バス、トラム(ケーブルカー)、CP(国鉄)シントラ線、CP(国鉄)カスカイス線の交通機関が24時間(48時間、72時間)乗り放題になります。
その他にジェロニモス修道院、ベレンの塔、サンジュスタのエレベーター、国立アズレージョ美術館等が無料になります。ジェロニモス修道院のチケットを購入するのに並ぶ必要がありません。
また、発見のモニュメントやサン・ジョルジェ城、リスボン海洋水族館が割引になります。
前もって購入しておくことが可能で、使用当日にカードの左下に開始日を記入します。
シントラ周遊パス
シントラ周遊パスは、CPシントラ線のロシオ駅からシントラ駅、CPカスカイス線のカスカイスからカイス ド ソドレ駅、シントラ周遊バス(434番、435番)、シントラ~ロカ岬~カスカイスがこの周遊パスで乗ることが出来ます。
ロシオ駅のエレベーターを登りきったところにシントラ周遊切符の売り場はあります。
値段は€15.0です。
但し、入場料は含まれていませんので、各施設の入場券は個別に購入する必要があります。
ヴィヴァ・ヴィアジェンカードを所有していれば、このカードにチャージしてもらえますので、€0.5はかかりません。
どのカードを使うか
得意分野と値段が違うので
メトロやトラムで移動を考えているのであれば、現金よりヴィヴァ・ヴィアジェンカードです。トラム1回現金で乗ると€3.0、ケーブルカーは現金で€3.8です。
カードが€6.3ですので直ぐ元が取れます。
ジェロニモス修道院、ベレンの塔に入場すれば、ヴィヴァ・ヴィアジェンカードよりお得です。
シントラ周遊の時はシントラ周遊カードがお得です。また、ワンパッケージになっているのでストレスがかかりません。
以上リスボンの切符の紹介でした。
次回はシントラ周遊についてお伝えします。