JAL国内線B787-8に初搭乗
B787-8がJAL国内線に
羽田~伊丹線に導入
伊丹空港10時30初のJAL112便東京(羽田)行きはB787-8機材です。
2019年10月27日に国内線ボーイングB787がJALでは初お目見え。
エアバスA350-900導入が話題になっていますが、B787も人気の飛行機です。
過去に伊丹空港は騒音問題で揺れた時期がありました。
今でも伊丹空港は騒音の規制から、大型機の乗り入れ制限があります。
低騒音のB787は伊丹空港にはぴったりの機材です。
登場から8年目
2011年10月26日にANAが世界初の商業運航を行ってから、現在では世界中の約60の航空会社で800機以上が導入されています。
JALでも国際線には42機が導入されています。
導入してから暫くはバッテリーからの出火やブレーキの不具合などの重大なトラブルに見舞われました。
また、ロールスロイス製のエンジンのタービンブレードに欠陥があるとして2017年1月にANAは全便が運行停止にしたために大幅な運休が発生した事態は記憶に新しいところです(ちなみにJALのエンジンはGE製です)。
こうしたB787-8がJALの国内線に登場したということで、東京出張時に乗ってきました。
B787-8国内線仕様機に乗る
エコノミークラスの最前列
伊丹空港に駐機しているB787-8の姿。
やっぱりテンションが上がります。
搭乗時刻の5分前なのに優先搭乗を待つ人の行列が出来上がっています。
今回の座席はエコノミーの最前列28Cの通路側です。
飛行機に乗ると上品な鶴丸のインテリアがお出迎え。
シートはこんな感じです。
今までのJAL SKY NEXTシートは黒の本革シートでしたが、787では背もたれは布製シートに変わっています。
シートは3列、3列、3列の横9列と、国際線仕様の2列、4列、2列の横8列に比べると詰め込み式です(但し、横8列はJALだけで国際線でも横9列が一般的です)。
ちなみに、JALのB787-8は、国際線で一番座席が多い仕様が206席(ビジネス30エコノミー176)に対し、国内線は291席(ファースト6クラスJ58エコノミー227)となっています。
また、ANAのB787-8国内線仕様の座席数は335席(プレミアム12エコノミー323)ともっと詰め込んでいます。
モニター付き
一番変わったのは国内線にもかかわらず個人モニターが付いていることです。
前の座席の後ろ側に個人モニターが付いています。
昨今では国際線でも短距離線はモニターは付いていないことが多いのに、JALもANAも最新機材はモニター付きです。まるで時代に逆行しているようです。
最前列は前の席が無いので壁にモニターが付いています。
映画や電子書籍、TV番組、ライブTVなどを見ることが出来ます。
国内線は距離が短いので、次回搭乗した時に続きを見ることが出来るようになっています。
こちらがモニターを操作するコントローラーですが、画面をタッチしても操作できます。
マップの画面です。リアルな地図の画面ですが、飛行機が大きすぎて、何処を飛んでいるのかわかりません(笑)。
機外カメラで外の景色が見られることを楽しみにしていたのですが、カメラ機能はエアバスA350のみとのこと。
残念でした。
USBと電源も装備です。
前のシートの背面についているのですが、一番前の席は座席の下についています。
ファーストクラスとクラスJ
乗っていませんので写真がありません。
JALのHPからお借りしました。
こちらがファーストクラスシート。
こちらがクラスJシートです。
乗れる機会があれば良いですね。
今回はB787-8国内線についてお伝えさせて頂きました。