ノートルダム大聖堂火災の後 寄付と再建方法で論争
寄付は1000億円以上集まりましたが
再建に使うのではないの?
ノートルダム大聖堂火災の後、1000億円以上の寄付が集まりました。
さすがフランス!!
そんな記事を書きました。
ところがです。
大聖堂再建に集まった寄付の使い方について論争が起こっているというのです。
文化相が「他に必要とされていることがあるときに、ノートルダムに使うには多すぎる
資金だ」と発言しました。
集まった寄付金の一部を貧困支援に使うべきではないかということのようです。
巨額の寄付が批判?
黄色いベスト運動の抗議デモが続くフランスでは、富の不平等と低所得者の窮状に注目
が集まっており、巨額の寄付に批判が集まっているともいわれています。
また、巨額の寄付は税金の控除を受けられることもあり、税金逃れの為ではないかとの
批判も集まっているようです。
・・・。
何が正しくて、何が間違えているかわからなくなってきました。
(BBC NEWS JAPANより)
ノートルダム大聖堂のデザインが変わる?
尖塔のデザインを公募
フランス政府はノートルダム大聖堂の尖塔の修復に対し、デザインを世界中の建築家か
ら募集すると発表しました。
尖塔を元通りの外観に修復するか、それとも近代的な要素を取り入れるかを巡り議論が
始まっているとのことです。
元々尖塔は後付け
ノートルダム大聖堂の建築は12世紀頃から始まり、それから200年にわたって築き
上げられてきました。
その後1800年代の半ばの修復期間中に新たに尖塔が取り付けられたと言います。
フランスのフィリップ首相は、「文化遺産を発展させるための局面ではよくあるよう
に、ノートルダムに我々の時代の技術と挑戦を反映した尖塔をつけるべきかどうか」
について検討すべきと語ったようです。(ロイターより)
再建と言えば、日本人であれば、設計図通り丁寧に元の通りに修復すると考えますが、
この考え方も違うのでしょうか。
沢山寄付が集まってよかった。
再建に希望が持てた。
頑張れ!!
・・・。
こんな短絡的に話が進むわけではないのですね。
・・・。
難しすぎます。