空へ!!

旅行やマイルの話を中心に、たまにグルメやラーメンの話など気ままなことを好きなように書いている大阪発信のブログです。

旅の軌跡 その3

インドの思い出

タージマハルに憧れて

約20年前にアンコールワットを訪ねていた頃、同時期に東アジア、東南アジア各国を

休みを見つけては旅行していました。

中国、韓国、台湾、香港、フィリピン、タイ、ミャンマーベトナム・・・。

 

行きたかったけど行けなかった国、それがインドです。

混沌として、雑多で何か怖いイメージでした。

 

ただ、タージマハルをこの目で見てみたい、そんな気持ちをずっと持ち続けていまし

た。

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インド行を決意したのは約17年前。

タージマハルを見ること以外にもう一つヒンドゥー教の聖地ヴァラナシに行きたいと思

うようになったのが、インド行きを決意した理由です。

 

ルートはデリーに入って、ヴァラナシ、アグラ、デリーと回るものでした。

デリーからヴァラナシ、アグラからデリーは飛行機があるものの、ヴァラナシからアグ

ラは当時飛行機が飛んでおらず、陸路の移動となります。

日本国内では予約の術がなく、不安を抱えたままインドに旅立ちます。

インド国内

成田からエア・インディアにてデリーに向かいました。

当時エア・インディアではビールが2本配られると話題になっていました(笑)。

 

デリーに着くと、(予想はしていましたが)タクシーの運転手が山のように集まってき

ます。人の良さそうな人を選んで交渉します。

この「交渉」がインド国内を旅行するときにずっと悩まされました。

 

凄い人の波、クラクションの音、路上に寝そべっている人、大声、車の渋滞・・・。

今まで味わったことのない喧騒と混沌、想像していたインドをはるかに上回るものでし

た。

 

1人旅・・・。

心細くなりながら、気持ちを奮い立たせて、この喧騒と混沌に立ち向かいました。

食事は何処で食べてもカレー味ばかり。

チキンカレー、豆のカレー、野菜のカレー、羊のカレー・・・。

そしてたまにタンドリーチキン。

ナンとチャパティー・・・。

 

ヴァラナシでは埃っぽい街の中、多くの人が道を埋め尽くし、その横をバイクがクラク

ションを鳴らしながら走り、その横を車が行きかい、その横の道路の真ん中に牛が寝そ

べっている光景・・・。

 

約17年前の話ですが、こうした光景を忘れることが出来ません。

 

ヴァラナシ駅では、アグラまでの鉄道のチケットを手に入れなければなりません。

駅に行くと大勢の人が窓口に溢れかえっており、圧倒されます。

外国人専用御窓口を探し出し、つたない英語でアグラ行のチケットを何とか手に入れま

す。

 

ヴァラナシの沐浴やアグラのタージマハルも確かにすばらしかったのですが、それ以上

にインドの活気や人々の逞しさに圧倒され、驚き、感動した旅でした。

インドを9日間1人で回って、「何とかなるものだ」という経験が出来ました。

旅の醍醐味を味わい、人生観を変えた旅でした。

 

約17年前のインド、今では変わってしまったのでしょうか。

インドなので変わっていないような気もしますが(笑)。

このインドの旅は忘れることが出来ません。

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この経験をもとに翌年はネパール、カトマンズに一人旅をしてきました。

ヨーロッパ上陸

初ヨーロッパはトルコとハンガリー

東南アジアはこの時点では、ラオス、マレーシア、インドネシアを残して一通り旅行し

ました。

この時点で、ヨーロッパにも足を延ばしたいと思うようになっていました。

 

 

行ってみたらやはりヨーロッパはアジアの国々とは雰囲気が全然違います。

初ヨーロッパはイスタンブールブダペストの2ヶ国を回りました。

 

歴史のある街並みに圧倒され、大きなモスクや教会に圧倒されました。

 

やはり、両国とも食事が美味しいですね。

トルコ料理世界三大料理の一つだそう。

これを機にヨーロッパも旅行するようになりました。

結婚してからは

新婚旅行はスペイン、バルセロナからグラナダを経由してマドリード

その後、イギリス、フランス、ベルギー、イタリア、チェコオーストリア、ドイツを

複数回に分けて何年もかけて訪れました。

 

世界は広く、まだ行っていないところは沢山ありますし、再訪したいところも沢山あり

ます。 

 

若いころと比べて冒険や無茶は出来なくなりましたが、無理をせずに、ゆったりと旅を

続けていきたいと思います。

 

長々と失礼しました。

旅の思い出を綴りたかったので。

有難うございました。