世界で一番観光客が訪れている国とは
世界観光機関による海外旅行者受入数ランキング
日本は12位です
前回、観光客が殺到してかつての雰囲気が失われた場所の記事を書きました。
国連の機関である世界観光機関による2017年の海外旅行者受入数ランキングは、日
本は世界で12位でした。
訪れた観光客は2,869万人。
2013年に外国人観光客が1,000万人を超えたことを考えると急激に増えていま
す。2018年の速報値は3,119万人だそう。
政府は2020年までに訪日外国人観光客を4,000万人に、2030年までに
6,000万人とする計画を発表しています。
外国人観光客が増えた理由としては、ビザ発給の緩和や、円安が奏功したと言えます
が、その他にもLCCの就航により渡航費が安くなったことやアジアなどの発展途上国
の所得が上がったことも大きな要因だと思います。
そして、何よりもアニメ等のサブカルチャーや寿司、ラーメンなどの日本料理といった
日本の人気上がったことがが外国人観光客に繋がっているのではないでしょうか。
日本より上位の国11位から6位はどこでしょうか
外国人観光客の受入数が日本より多かった国です。
11位 オーストラリア 2,946万人
10位 タイ 3,538万人
9位 ドイツ 3,745万人
8位 トルコ 3,760万人
7位 イギリス 3,765万人
6位 メキシコ 3,930万人
となっていました。
(ドイツ ノイシュバンシュタイン城)
10位タイが日本より600万人以上外国人観光客が多いということにはびっくりしま
した。微笑みの国タイ、外国人観光客が惹かれてしまうのでしょうね。
8位のトルコは、イスタンブール、カッパドキア、パムッカレ 世界の有数な観光地が
あることの強みでしょうか。
6位のメキシコも日本人からすると意外感があります。
ただ、世界有数のリゾート地を抱え、ヨーロッパやアメリカから行き易いことを考えれ
ば、何となく納得もします。
マヤ文明の歴史的な遺産も旅行客を引き付けるのでしょうか。
5位から2位は
5位 イタリア 5,825万人
さすがイタリア。ローマのほかにもミラノやフィレンツェ、ヴェネツィアなどの観光地
を持ち、日本人にも大人気です。
納得の5位、というよりもっと上位なのかなと思っていました。
(イタリア トレビの泉)
4位 中国 6,074万人
中国も歴史の国で見どころは満載です。
中国料理も美味しいし。
万里の長城、紫禁城、ポタラ宮、九寨溝・・・。数え上げればキリがありません。
個人的にはシルクロードに行ってみたいかなと。
3位 アメリカ 7,694万人
実は2016年まではアメリカ合衆国は外国人観光客のランキングは2位でした。
3位に転落してしまいました。
但し、外国人観光客が渡航先で支出する金額は、年間2,107億ドルと2位の
スペインの3倍以上と圧倒的な差をつけていました。
2位 スペイン 8,179万人
マドリード、バルセロナ、グラナダ、トレド、セビーリャ、コルドバ・・・。
やはり世界的な観光地が目白押し。
食べるものも美味しいですしね。
栄えある1位は
1位 フランス 8,692万人
予想通りの第1位。
花の都パリ。
ニースやモンサンミッシェル。
贅を尽くしたフランス料理。
人気があることは充分理解できます。
(フランス ベルサイユ宮殿)
ランキングを見た感想
1位から12位までのランキングを見たわけですが、料理が美味しいと言われている国
が上位に来ているような気がします。
日本料理
タイ料理
メキシコ料理
イタリア料理
中華料理(世界三大料理)
フランス料理(世界三大料理)
料理には歴史と文化があるので、観光客も惹かれるのかもしれません。
日本を含めた12カ国、私はアメリカとメキシコにはまだ足を踏み入れたことはありま
せん。