大阪福島 のだふじめぐり
三大名藤の一つ野田藤(のだふじ)
野田藤とは
野田藤は日本の固有種の藤で、大阪市福島区野田にある春日神社周辺が発祥とされてい
ます。
江戸時代には「吉野の桜(奈良県)」、「高雄の紅葉(京都府)」と並んで「野田の
藤」が「三大名所」と言われたようです。
また、日本の三大名藤として、「牛島の藤(埼玉県春日部市)」、「春日の藤(奈良県
奈良市)」とともに「野田の藤」が並んでいます。
新紙幣にも採用
2024年に新しくなる新紙幣の5000円札の裏面にも野田藤が採用されました。
紫色の5000円札に紫色の藤の花が映えています。
日本固有の種ということで採用されたということです。
大阪福島のだふじめぐりに行ってみました
下福島公園
すべて4月20日の開花状況です。
ここ下福島公園で毎年「のだふじまつり」が開催されます。
今年は4月21日日曜日開催です。
まだ5分咲きといったところでしょうか。
本格的な見ごろはもうちょっと先になりそうです。
春日神社周辺
下福島公園から徒歩5分のところに春日神社はあります。
小さな祠ですが、いつもはひっそりしていますが、この時期は藤の花を見に来る人が訪
れます。
満開になると下の写真のようになるのでしょうか。
未だ花はこれからです。
春日神社の近くのお宅にかわいい藤の植木がありました。
阪神野田駅前
ここも満開まではもう少し先、5分咲き程度でした。
大阪大開郵便局前
阪神野田駅から阪神電車の高架に沿って淀川方面に5分ほど歩いたところに大阪大開郵
便局があります。
郵便局の前には立派な藤の花が。
ここは満開でした。
カメラを抱えた人と何度もすれ違いました。
この近くのお宅にも藤の植木鉢が花をつけていました。
大開公園(松下幸之助創業の地)
大阪大開郵便局から歩くこと2分のところに大開公園があります。
松下幸之助の創業の地として大きな石碑が立っています。
藤の花はまだこれからです。
鷺洲上公園
大開公園からは梅田方向、北西方面に鷺洲上公園があります。
鷺洲上公園に向かう途中に面白いものを見つけました。
普通の期に巻き付いて藤の木が伸びて花をつけています。
まるで一本の木から花が咲いているようです。
鷺洲上公園では、もうすぐ見ごろになる藤棚に出会いました。
ぽかぽかとした春の暖かい陽気と、抜けるような青い空。
まさに散歩日和の中、ちょっと早い「野田藤」をめぐってみました。