大阪福島の美味しいおでん屋さん 花くじら
味良し値段良しのお店
行列必至のお店です
今回紹介するお店は、大阪福島にあるおでん屋さん。
名前は「花くじら」
福島天満宮の横に、本店と歩店の2店舗を構えます。
JR環状線福島駅からも徒歩8分程度。
朝日放送テレビの近くでもあります。
開店時間は16時30分から23時30分まで。
休日は開店前の夕方16時くらいから行列が出来ます。
今回お伺いしたのは土曜日の18時過ぎ、歩店です。
梅雨の中休みの蒸し暑い日におでんと思われるかもしれません。
でもこの時期でも大人気です。
7名の方が店の前で行列を作っていました。
私たち夫婦がその後ろに並びましたが、すぐにその後ろに6名が並びます。
人気の程が伺えます。
(花くじら本店)
(花くじら歩店)
どうでしょうか。20分程度待ったでしょうか。
結構回転が速いので、並んでいてもそんなに待つことは無いと思います。
先ずは生ビール300円!
「お飲み物は何にしましょうか」と聞かれ、私は生ビール、妻はウーロン茶を注文。
ビールは何と300円!!です。
しかもキンキンに冷やされたグラスにビールが注がれてきます。
暑い中待った後の冷たいビールの美味しいこと。
多分、メニューの上から、大根からすじ(2本)までは1品100円。
生麩からえび餃子までは1品200円。
まずは大根と玉子。
大根には出汁が染み渡ってすごくいい塩梅です。
辛めの辛子と、振りかけられた七味唐辛子が非常に良いアクセント。
直ぐにビールを飲み干します。当然、もう1杯お代わりです。
大阪名物すじ
次の注文は牛すじ、ひろうす、焼売です。
大阪のおでんのすじは牛すじ肉の串です。私が東京に居た頃の東京のすじは魚の練り物でしたが今はどうなのでしょうか。すじ自身からも出汁が出ておでんを美味しくしてくれます。
ひろうすは、これもおでんの出汁を目一杯吸ってとても美味しくなっています。ひろうすは東京で言うところのがんもどきです。銀杏が一粒入っています。
ちょっと脱線しますが、ひろうすの語源はポルトガル語のフィリョース(小麦と玉子を混ぜ合わせて油で揚げるお菓子)からぃているそうです。
へーっ・・・。
おでんには日本酒が良く合います
ちろりとお猪口が良い味を出して
ビールから日本酒に替えます。
日本酒は松竹梅の普通酒。熱燗か常温で。気の利いた地酒は置いていませんが、これで充分です。寒い冬は熱めの熱燗に。夏はぬる燗か常温で。
日本酒を入れる錫製のちろり(酒を温める酒器)とお猪口が良い味を出しています。
おでんの鍋には様々な具材が煮込まれています。
カウンターのお客さんと店員さんの距離感が近いことも良い雰囲気を醸し出します。
次にお願いした料理はつくねとねぎ袋。
時間がかかるようなのであいだに大根を挟みます。
ねぎ袋は巾着の中に溢れんばかりの青ネギが。
締めに季節の鱧をいただきます。
鱧も何と200円でした。
妻はというと
先ずは大根と玉子とUFO。
次にすじと餅きんちゃく。
はんぺんとチーズロールキャベツ。
はんぺんは大阪では珍しいようです。
東京でははんぺんはおでんのネタで4番めに人気があると何かで読んだ気がします。
チーズロールキャベツのチーズはトロトロで、とってもおいしかったようです。
そして大根とえのきだけ。
最後は生麩です。
味噌だれがアクセントになっているようです。
ビール2杯と日本酒2合、ウーロン茶1杯と、これだけおでんを食べました。
お会計は2人合わせて4,700円でした。
コスパ最高!!
味良し、値段良しの美味しいお店「花くじら」でした。