日本に来ている外国人はどこから来ているの
訪日外国人客数
3000万人を越えましたが
先般も訪日の外国人が2018年の速報値で3000万人を超えたことをお伝えしまし
た。なんと訪日外国人の数は3,119万人だそうです。
10年前の2009年の訪日外国人客数が679万人でしたので、4.6倍に膨らんで
います。
何処の国から来ているのか
何処の国から来ている人が多いのか、10年前と比較してみます。
日本政府観光局(INTO)調べです。
1位 中国 838万人(2018年) 101万人(2009年)
2位 韓国 754万人(2018年) 159万人(2009年)
3位 台湾 476万人(2018年) 102万人(2009年)
4位 香港 221万人(2018年) 45万人(2009年)
5位 米国 153万人(2018年) 70万人(2009年)
そして6位は何と
6位 タイ 113万人(2018年) 18万人(2009年)
でした。
1位から3位までは想像通り、東アジアの近隣諸国でした。10年前は訪日外国人1位
の国は韓国でしたが、現在は中国になっています。
そういえば一時期、中国人の爆買いが話題になりました。
1位の中国は8.3倍、6位のタイは10年前の6.3倍と急増していますが、それぞ
れの国が豊かになった証拠だと思います。
ここに上げた6カ国が訪日外国人客数100万人以上の国でした。
続いては2018年の実績のみですが続けます。
7位 オースオラリア 55万人
8位 フィリピン 50万人
9位 マレーシア 46万人
10位シンガポール 44万人と続きます。
ヨーロッパからは
13位イギリス 33万人
15位フランス 30万人 がエントリーされています。
訪日外国人は日本に来て何処に向かっているのか
やっぱり東京?
日本に来た外国人は何処に行くのでしょうか。
これも日本政府観光局のデータ(2017年)です。
訪日した外国人が実際に泊まった地域の延べ日数だそうです。
関東地方 2,706万人
近畿地方 1,766万人
北海道 727万人
九州地方 660万人
中部地方 500万人
沖縄地方 406万人
北陸地方 219万人
中国地方 145万人
東北地方 97万人
四国地方 69万人
となっていました。
やはり、初めて日本に来る訪日外国人は東京(を中心とした関東地方)を訪れるのだと
思います。
他に健闘している地域は
やはり東京を中心とする関東地方に宿泊する訪日外国人客が多いのでしょうが、大阪、
京都、神戸を要する近畿地方も健闘しています。
北海道、九州、沖縄も健闘しています。
JGCプレミア修行で沖縄に何度もお邪魔しましたが、ゆいレールの中での会話は、日
本語、中国語、韓国語が同じように飛び交っていた実体験があります。
私たちが思っている以上に日本国内のグローバル化は進んでいるようです。