ロイヤル・エア・モロッコが2020年ワンワールド加盟だそうです。
ロイヤル・エア・モロッコって何?
ワンワールドニュース
2018年12月5日付のワンワールドニュースにRoyal Air Maroc
to join oneworldという記事が書かれていました。
ろいやるえあまろく???
英語に弱いのがバレバレです・・・。
Google先生に翻訳してもらったところ、ロイヤル・エア・モロッコと言うことが
判明しました。ロイヤル・エア・モロッコがワンワールドに加盟するとのニュースで
す。
記事によると2020年中旬にワンワールドに加盟するようです。
2014年に加盟したスリランカ エアライン以来の新規加盟となります。
ロイヤル・エア・モロッコ
ワンワールドニュースによると、モロッコのカサブランカをハブ空港としてアフリカ・
ヨーロッパ・中東・北米・南米49カ国94の都市を結んでいる航空会社との説明があ
りました。
55機の航空機を所有しており、ドーハ、ロンドン・ヒースロー、マドリード、モスク
ワ・ドモジェドヴォ、ニューヨーク・JFK、サンパウロ等をカサブランカと結んでい
るようです。
所有機材は、ボーイング737-800を30機所有するほかボーイング787-8を
4機所有しているとのことです。
年間730万人を輸送するアフリカ大手航空会社で、スカイトラックス4つ星航空会社
です。
ワンワールドアライアンス
ワンワールドアライアンスは、創立メンバーのアメリカン航空、ブリティッシュ・エア
ウェイズ、キャセイパシフィック航空、カンタス航空、イベリア航空とその後加盟した
LATAM航空、日本航空、ロイヤル・ヨルダン航空、S7航空、マレーシア航空、カ
タール航空、スリランカ航空の13航空会社が加盟しております。
アフリカでは、ブリティッシュ・エアウェイズの子会社のコム・エア(南アフリカ)が
ワンワールドアフェリエイトメンバーであったものの、エジプト航空、南アフリカ航
空、エジプト航空を擁するスターアライアンスやケニア航空を擁するスカイチームと比
べると貧弱でした。
今回ロイヤル・エア・モロッコの加盟はアフリカの空白地域を埋めるものとしてワンワ
ールドとしては何としても手に入れたかったのだと思います。
カタール航空とロイヤル・エア・モロッコが親しかった(コードシェア関係)であった
ことも参加の一因かもしれません。
航空連合(アライアンス)にまつわる噂話とか
中国南方航空
中国南方航空は2018年末をもってスカイチームを脱退することを表明しました。
中国内には中国4大航空会社グループがあります。
の4社です。
従来、中国南方航空と中国東方航空はスカイチームに属し、中国国際航空はスターアラ
イアンスに属しています。
海南航空はワンワールドに加入すると言われていましたが、現在アライアンスには未加
入です。
中国南方航空と中国東方航空両者はスカイチームに属しながらもスカイチーム内での中
国東方航空の立場が優遇されたことと、アメリカン航空との戦略的提携で約222億円
の出資を受け入れたことから、スカイチームを離脱したと噂されているようです。
恐らく将来的には、中国南方航空はワンワールドに加盟するのではないかと言われてい
ます。システムの関係から、スカイチーム脱退後すぐにワンワールドに加盟することは
無いでしょうが、近い将来はあり得るかもしれません。
ちなみに、ワンワールドは、キャセイパシフィック航空が加盟していますが、中国国内
の航空会社はいずれも加盟しておらず、ワンワールドとしては喉から手が出る状況にあ
るとは考えますが。
キャセイパシフィック航空
キャセイパシフィック航空はワンワールドの創設メンバーで、今もワンワールドに所属
しています。
イギリス系の香港財閥スワイヤーグループがキャセイパシフィック航空の株式を約
42%を所有しています。一方、戦略的提携として中国国際航空がキャセイパシフィッ
ク航空の株式の内29.99%を所有しています。
もし、中国南方航空がワンワールドに加盟した場合、中国南方航空の本社がある広州と
キャセイパシフィック航空の本社のある香港とは目と鼻の先、飛行経路も重複していま
す。そんなことからキャセイパシフィック航空のスターアライアンスの移籍も噂されて
います。
個人的には香港にあるキャセイパシフィック航空のラウンジが使えなくなってしまうと
あるいは、関西国際空港から(ワンワールドとして)キャセイパシフィック航空が使え
なくなってしまうと大変困るのですが。