新幹線派ですか? それとも飛行機派ですか?
1年振りの新幹線
名古屋出張です
年に1回、名古屋出張があり、新大阪から名古屋まで新幹線のぞみで移動します。
そういえば、最近は新幹線に乗らなくなりました。
大阪から東京へ移動する際は飛行機です。
大阪から博多に移動する際も飛行機です。
10年前までは
JALカードの会員になるまでは、東京への移動は当たり前のように新幹線でした。
仕事を終えて、東京から新大阪に帰る際は、ビール2本とつまみを売店で買って、新幹
線に乗り込む、至福の時間でした。
そう考えると新幹線も悪くない。
JALの罠にまんまとハメられた(笑)のでした。
東京と大阪の移動を比べてみる
値段は
東京と大阪の移動についてどのような手段を取れば良いのかを比べてみます。
新幹線
飛行機
高速バス・・・。
高速バスは別の機会に譲るとして、新幹線と飛行機について比べてみます。
東京駅~大阪駅を移動するものとします。
新幹線の東京と大阪の移動にかかる費用は、
のぞみ普通車指定通常期で14,450円
新幹線回数券普通車指定席用13,690円
EXのぞみファミリー早得で12,340円 となります。
EXのぞみファミリー早得とは3日前に2名以上で予約する必要があり、エクスプレス
予約・EX会員のみが利用できるサービスだそうです。
飛行機の東京と大阪の移動にかかる費用は、
普通運賃では25,750円ですが、普通運賃で乗ることはまずありません。
JALであれば搭乗日の前日までに取る特便割引で12,000円前後
28日前までの予約の先得系で10,000円前後です。
但し、東京駅から羽田空港までJRとモノレールで637円、伊丹空港から大阪駅まで
バスで640円(モノレールと阪急で420円)が別途かかります。
値段の比較でいえば新幹線回数券普通車指定席と飛行機特便割引利用(+駅までの移動
の運賃)とはほぼ同額と言えるでしょう。
時間は
新幹線のぞみで東京と新大阪の移動にかかる時間は約2時間30分
新大阪から大阪までは乗換込みで10分程度(待ち時間考慮せず)です。
飛行機は時刻表ベースでは70分ですが、保安検査があり、15分前までには保安検査
を受ける必要があります。
東京駅から羽田空港まではJRとモノレールで30分、伊丹空港から大阪駅まではバス
で約30分です。
乗り換え時間や待ち時間を考慮すると東京駅から羽田、伊丹から大阪駅の移動時間の合
計は1時間30は必要です。
そう考えると新幹線とでは、東京駅から大阪駅の移動の所要時間はほぼ一緒であること
がわかります。
移動手段としての便利さは
新幹線は16両編成で、1,323の座席があります。
のぞみだけで1日下り78本走っています。
仮に100%の乗車率とすれば、1日で東京から大阪へは、のぞみだけで10万人以上
が移動する計算になります。
飛行機は羽田-伊丹線がJALとANA合わせて1日30便。
B777-200で国内線のJALの座席数は375席です。
仮に全便がB777-200だったとして、1日の輸送能力は11,250人です。
したがって、輸送能力は新幹線が飛行機の約10倍です。
言い換えれば、いつでも待たずに乗れるのが新幹線だと言えます。
結論
東京駅から大阪駅で考えれば、新幹線と飛行機の所要時間はほぼ一緒です。
値段もほぼ一緒。
保安検査がなく、いつ行っても乗れる新幹線が便利さでは圧倒的に有利です。
ただ、新幹線に乗る前に買うビールとつまみが、飛行機ではラウンジで無料。
だから、ラウンジはサラリーマンでいつも満員です。