トヨタ産業技術記念館 歴代の名車たち2
トヨタ産業技術記念館展示車両から
セリカ
1970年から2006年まで7代にわたって作られた
ハードトップ及びクーペ型の自動車です。
下の写真は初代のセリカクーペ1600GTで
当時は人気の車種だったようです。
その後作られた歴代のセリカも
モータースポーツのベースの車として
数々のレースで好成績を収めました。
名前のいわれは、
スペイン語で「天空の」「神の」「天国のような」
という意味だそうです。
ターセル
1978年に登場しました。
1978年から1999年まで
5代にわたって作られました。
下の写真は1980年製の北米仕様車です。
安価で車体の割に室内が広いと
北米を中心に海外で人気が出た車です。
カムリ
前輪駆動の高級セダンとして1980年に登場しました。
現在もカムリは大人気車種で、現在10代目です。
世界戦略車の位置づけで、特に北米の主力車種であり、
車体は国内の高級車クラウンより大きくなっています。
下の写真は1982年製で
カムリとしてはセリカカムリ時代から2代目、
セリカの名前が外れたカムリとしては初代です。
名前のいわれは、日本語の「冠(カンムリ)」
から取った造語だそうです。
レクサスSC(SC430)
トヨタは高級ブランドとして、
北米では1989年から
日本では2005年から展開を開始しました。
販売されていましたが、
レクサス展開と同時にレクサスSCとしてデビュー。
コンバーチブル仕様のオープンカーです。
エンジンはV型8気筒DOHC
総排気量は4292CCです。
セルシオ
1989年に北米市場をターゲットに
セルシオブランドを立ち上げましたが、
その最上車種としてLSが登場しました。
一方、日本国内では、一部仕様を変更して
下の写真は1989年に登場した
初代セルシオです。
後継車がレクサスLSとして販売され
レクサスの名前は、ラテン語で「至上、最高」
という意味のセルサスをもとに作った造語です。
プリウス
1997年に登場しました。
初代のプリウスは小型車で5ナンバーでしたが、
2代目以降3ナンバーと大型化しました。
最新の4代目の走行燃費は
何と40km/L超えです。
初代は年間販売台数も2万台程度でしたが、
2代目が発売され爆発的な人気を博しました。
という意味だそうです。
レクサスLFA
レクサスLFAは2010年12月から2012年12月の
2年間に500台限定で造られたスーパーカーです。
エンジンはV型10気筒DOHCで
総排気量は4805CCです。
そして最高時速は320km/h以上と
アナウンスされていました。
販売価格は1台3,750万円と
国内で販売される新車価格で過去最高額となりましたが、
大人気で販売予定台数の数倍の予約申し込みが
あったようです。
MIRAI
MIRAIは量産車としては世界初の
セダン型燃料電池自動車です。
燃料電池には水素を高圧力で圧縮して
タンクに充てんしています。
所謂水素自動車です。
2014年12月に発売が開始されました。
販売価格は727万円。
社名はもちろん日本語の「未来」から。
こうして見てみると技術の進化とか、
デザインの移り変わりとかが良くわかります。