ふるさと納税でHISの旅行券をお礼に貰いました
ふるさと納税について簡単に説明します
テレビ等でも散々放送されていますので、今更ではありますが、ふるさと納税について簡単に説明します。
ふるさと納税とは、日本の各市町村に寄付するとそのお礼として牛肉やカニ、お米、果物などその地域の特産品をもらえる制度のことです。「納税」という名前の通り、自分が住んでいる市町村民税の代わりにふるさと納税を行う(税法上は寄付を行う)ことで2,000円の負担以外は自分が住んでいる市町村の市町村民税が寄付相当分の控除を受けられる(支払わなくて良い)ことになります。
いくらでもふるさと納税を行うことができるわけではなく、限度を超えた寄付は支払損になってしまいます。年収によって限度額は変わりますが、大雑把に言うと、年収が500万円で4~6万円、年収1,000万円で13~17万円程度が限度額になります。扶養有無や住宅ローン控除の有無でも限度額が変わりますので、詳しく知りたい方はふるさと納税のサイトで調べてみるとよいでしょう。
寄付する市町村の数が5か所以内であれば「ワンストップ特例制度」という制度が利用できます。各市町村から送られてくる申込書に必要事項を記入して送り返せば、その後は確定申告等の面倒な手続きは一切必要ありません。サラリーマンであれば翌年6月以降の住民税の源泉徴収額が少なくなります。
ふるさと納税で毎年色々な返礼品を貰ってきました
3年前、2年前は2年連続してピーチポイントを貰いました。また、北海道根室市のカニや、いくら、宮崎県都城市の牛肉のステーキを頂きました。
←(イメージです)
(ピーチアビエーションのHPより)
昨年はJTBのトラベルギフトを選びました。これはWEBからホテルの申し込みができて有効期限が10年もあり非常に使い勝手はよかったです。
(JTBのHPより)
年々ふるさと納税の置かれた環境は厳しくなっています
今年は世の中にふるさと納税が浸透しつつある分、縛りは厳しきなってきました。
昨年までは還元率50%の返礼品も数多くありましたが、”創設から10年絶ち、財務省はその返礼品が年々高額なものになってきていることに対し、規制を求め続けてきている。野田聖子総務大臣は、寄付金額に対する品物の返礼率が「3割」を超える自治体を税優遇の枠組みから外すと明言。自治体にも利用者にも冷や水を浴びせる形となった。(現代ビジネス2019年9月30日・講談社)”の様に還元率は相当悪くなっています。
また、自由度の高かった「金券」類も使い勝手は悪くなってきています。例えばJTBのふるさと納税サイト「ふるぽ」では、昨年まではどこの旅行にも使えるJTBトラベルギフトを選べる自治体がありましたが、今は「JTBふるさと納税旅行クーポン」としてふるさと納税をしたような特定な地域に対しての1泊以上の旅行でしか使えなくなりました。
(ふるぽより リンクは貼っていません)
JALの「JALふるさとへ帰ろうクーポン」でも利用する飛行機の発着空港が特定されており、どうしても行きたい先がある人以外は使いにくいと思います。ちなみに関西国際空港発着(但し国内線のみ)の指定ができるものはありましたが、大阪国際空港(伊丹)発着便が使えるものはありませんでした。(東京もしかり、成田国際空港(但し国内線のみ)指定できるものはありましたが東京国際空港(羽田)を利用できるものは見た限りではありませんでした。)
また、両者とも有効期間は1年間で還元率は殆どの自治体が30~40%となっていました。
さて今年はどうしようかと
ふるさと納税サイト「ふるなび」でこんなものを見つけました。
福岡県大木町よりHISの旅行券です。数量限定で還元率は驚異の50%
”HIS国内各営業所、特約代理店でご利用いただけるHISギフトカードです。
福岡県大木町にぜひお越しください。
掘割と田園風景の中で一息つきませんか
①道の駅おおき内のレストラン「デリ&ビュッフェくるるん」で使えるペア食事券
②大木町天然温泉「アクアス」で使えるペア入浴券をセットでお届けします。”
同じく「ふるなび」で見つけた近畿日本ツーリストの旅行券
大阪府熊取町からです。還元率は驚異の50%。但し10月末で終了です。
”ぜひ「熊取」にお越しください!ツーリスト旅行券
寄付金額の半額分(寄付申し込みは10,000円単位で受け付けます)の旅行券をお贈りします!”
同じく「ふるなび」で見つけた日本旅行の旅行券
和歌山県高野町からです。これも還元率は驚異の50%。但し10月末で終了です。
”【期間限定】【2019年1月以降発送】和歌山県高野町やふるさとに行こう!日本旅行ギフトカード(1万円分)
寄付金額:20,000”
探せばまだ見つかるもんですね。
但し3つともWEBでは使えません。
店頭で申し込まなくてはいけません。それぞれ別途発券手数料がかかるようです。
私は、色々悩みましたが、HISの旅行券に決めました。
来年以降もっと厳しくなることを覚悟しなくてはいけませんね。