ポルトガル旅行記2019 旅行を終えて
ポルトガル旅行の感想
日程について
人生で初めて国際線のファーストクラスに搭乗して、人生で初めてポルトガルを訪れました。そんなポルトガル旅行を少し振り返ってみたいと思います。
今回の日程は以下の通りでした。
時間はすべて現地時間、日本とパリの時差はマイナス1時間、パリとポルトガルの時差はマイナス1時間です。
先ず一番感じたのは時間が足りなかったことです。結構駆け足で回りました。
サラリーマンの夏休みは日数が限られていますので仕方が無いことではありますが。休みの日が足りないというか、ポルトガルは遠かったということか。
夜中に初めての国に着くことと、パリでの乗継時間が5時間以上あることを嫌がって1日目にパリのトランジットホテルに泊まりましたが、ポルトガルの治安を考えれば(今思えば)1日目にポルトガルに入っても良かったかもしれません。
アゲタとかコインブラとかほかの町にも時間があれば行ってみたかったなと思います。
ポルトガルの印象について
ポルトガルの食事は比較的日本人の口には合うだろうと思いました。ただ、薄味が好きな日本人からすると、塩味が強めに感じるかもしれません。あと、食事の量にはびっくりしました。記事にもしましたが、ポルトで食べたフランセジーニャ、1人前を2で分け合いましたが、それでも非常にボリュームがありました。ポルトガルの人は痩せているイメージがあるのになんで食事の量があんなに多いのか、不思議です。
(これで半人前です)
物価は、ヨーロッパの中では比較的安いと思いました。ビールのレギュラー缶300mlで€0.90位、お店で飲んでも€3.0位。ワインもスパーで買えば€2.0位から買うことが出来ます。酒飲みには天国です。
ロンドンやパリのスーパーには醤油やカップラーメンなど日本のものを置いてあるとろもありますが、今回の旅行で入ったポルトガルのスーパーには日本物は置いてありませんでした。町で走っている車もVWやルノーといったヨーロッパの車が多く、日本車はあまり見かけませんでした。
移動について
リスボンもポルトも町の中心地は比較的コンパクトです。交通は非常に便利で、メトロや近郊の国鉄の本数も多く、大抵の所は徒歩とメトロでカバーできます。但し両都市とも坂の町です。どこに行くにも坂の上り下りが有ります。急坂は半端ではなく、なめてかかると翌日には足腰にきいて来ますので注意が必要です。
(この坂の感じわかりますか)
トラム(路面電車)はリスボンもポルトも走っていますが、(この時期は)観光客専用のの乗り物となっていました。トラムは観光客でギュウギュウ詰で、スリが多いのは良くわかります。
治安は良く、夜街を歩いても大通りであれば怖さは全くありませんでした。
残念だったこと
残念な点で言えば、観光客が多すぎたことです。今よく言われるのオーバーツーリズムとでも言いますか、観光施設のキャパ対比観光客が多く、リスボンでもポルトでもシントラに行っても、どこに行っても観光客の長蛇の列でした。
ヨーロッパ人に大人気のポルトガル、サマーバケーションの時期だけなのかもしれませんがすごい人気です。この時期でなければ休みが取れないサラリーマンにはちょっと辛いですね。ポルトの世界一美しい書店レロ・イ・イルマオンの混雑ぶりとかを見るとちょっと加熱過ぎるような気がします。
(レロ・イ・イルオマンの混雑の様子)
かかった費用
マイルを大放出
今回の旅行では今まで貯めてきたマイル38万マイルを思いっきり使いました。
貯めるより使うほうが難しいとも言われるマイル。JALファーストクラスでパリを往復できて、JALのマイルでエールフランスの(シェンゲン内ですが)ビジネスに乗れたわけですから、有効に利用できたと思います。
かかったお金は
マイルを別にすれば、一番かかったお金は宿泊費です。
前泊の東横イン羽田空港2を入れて全部で7泊し、宿泊代は178,475円でした。
(€1.00=125円で計算しています。)
かかった費用は下の表に掲載していますが、合計で302,405円と380,000マイル(と、東横インポイント10P)。
年に1回の豪遊です。
さいごに
色々書きましたが、とても楽しい旅行でした。ポルトガルは思っていた以上に良い所だったと思います。風景、出会った人、食べたもの、乗った乗り物、皆良い思い出になりました。
国際線のファーストクラス搭乗なんて一生に一度の経験だったと思っています。
時間がゆっくり取れるようになったら、またポルトガルを訪ねてみたいです。
今度はゆっくり、じっくりと。