ポルトガル旅行記2019 ベレン地区散策
発見のモニュメント
大航海時代を記念した記念碑
ジェロニモス修道院の見学を終えて、パステイス・デ・ベレンのナタで一服した後、ベレン地区の散策を再開します。
次に訪れたのが発見のモニュメントです。
発見のモニュメントはエンリケ王子没後500年を記念して1960年にコンクリートで作られた比較的新しい記念碑です。
モニュメントの東側から見た像にはインド航路を発見したヴァスコ・ダ・ガマや、初めて世界一周をしたフェルディナンド・マゼラン、フランシスコ・ザビエルなどが16人が彫られています。
西側にはフェルナンド王子(エンリケ航海王子の弟)などが15人が彫られています。
日本はポルトガルに発見された
発見のモニュメントがある広場の地面には世界地図が描かれ、大航海時代にポルトガルの航海士たちがそれぞれ見つけられた年が記載されています。
下は南アメリカです。ポルトガルで一番大きな植民地はブラジルでした。
わかりにくいですが、ブラジルのポルト・セグロは1500年に発見されたと書かれています。
そして日本は1541年にポルトガルに発見されました(笑)。
これはポルトガルの船が豊後に漂着した1541年のことだそうです。
種子島に漂着した2年前のことのようです。
ベレンの塔
世界遺産の構成要素
発見のモニュメントからテージョ川を歩いて西に15分歩いたところにベレンの塔があります。「リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔」として世界遺産に登録されています。
ヴァスコ・ダ・ガマの世界一周の功績をたたえ時の王様エマヌエル1世が建てた塔で、テージョ川の監視に使われていたそうです。
中には入れるけれど
リスボアカードを持っていると、チケットを買わず中に入ることが出来ます。
ただ出てくる人と中に入る人の交代制のようで、橋の手前に大行列が出来ていました。
中には入らず、来た道を戻って昼食を食べに行きました。
ポルトガリア・セルベジャリア・ベレン
ポルトガルでは評判のお店
このお店は発見のモニュメントの隣にあります。
こちらのお店はシーフードとお肉のお手軽レストランで、ショッピングセンターのフードコートにも入っているようです。日本で見つけて行きました。
私たちのお目当てはビトッケというポルトガルの牛肉料理です。
インサイド(店内)かアウトサイド(テラス)か聞かれますが、発見のモニュメントが眺められるテラスをお願いします。
お店のテーブル席の向こうは発見のモニュメント。
ビトッケに舌鼓
そして出てきたビトッケがこちら。
薄切り牛肉ステーキの目玉焼き乗せ。
ソースの味は各店によって違うようえすが、バター風味のソースが肉に良く合います。
目玉の半熟具合もGOODです。
これは美味しいです。
付け合せはライスとフライドポテト。
但し、ライスはぼそぼそで日本で食べるものとは違います。
ビトッケ2人前とビールと紅茶で€30.65はお値打ちです。
次回はベレン地区から中心地に戻ります。サン・ジョルジェ城についてお伝えします。