灘の酒 灘五郷めぐり 菊正宗酒造記念館
辛口の酒菊正宗の酒蔵
記念館のあゆみ
旧酒蔵記念館は1659年に御影に建てられた酒蔵を昭和35年に現地に移築したものでした。
しかしながら、平成7年1月17日の阪神淡路大震災によって倒壊してしまいました。
不幸中の幸いにも収蔵されていた酒造り用具はがれきの中から無事に掘り出され、平成11年1月25日に全面建て替え工事の末復興オープンされたとのことです。
新しい記念館でも旧記念館で使われていた樹齢400年以上の柱や梁が使われています。
白鶴酒造資料館からは東に向かって徒歩8分位です。
全然気が付かなかったのですが、この記事を書くために菊正宗酒造記念館のHPを訪れてみると、「ある位置から見ると、杉玉があのキャラクターに見える!?」とありました。
しまった!!。
行く前に研究しておけばよかった(笑)。
展示品は
掲示板に沿って酒造りの用具や道具が展示されています。
国指定の重要有形民俗文化財「灘の酒造用具」も収蔵されています。
かつての菊正宗の商品やポスター看板なども展示されています。
個人的な話で恐縮ですが、私自身は灘の酒と言えば菊正宗が一番最初に思い浮かぶお酒です。
辛口な酒と言われていますが、すっきりと飲みやすく、かつ日本酒らしいお酒というイメージがあります。
お待ちかねの試飲
生の原酒が飲めます
ここでは搾りたて試飲や、利き酒が出来ます。
純米大吟醸百黙。
兵庫県三木市吉川特A地区で契約栽培された山田錦を100%使用した純米大吟醸酒。
私は才能がないのでうまく伝えられませんが、「凛とした切れ味の中に調和のとれた豊かな潤いを持ちひとくち口にふくめば、旨味の余韻が料理の味わいをさらに引き出します」だそう。
美味しいお酒です。
生の原酒です。
加水をする前のお酒はアルコール度数19~20%!!とのこと。
通常の日本酒は15~16%程度ですから、非常に度数が高いことが分かります。
焼酎なみですね。
すだち冷酒です。
爽やかなお酒で、いくらでも飲めそうです。
酒蔵を回ってかなりの日本酒をいただきましたが、まだまだ続きます。
どこまで飲むんだ!!とツッコミを入れたくなりますが、もう少しお付き合いください。
次回は浜福鶴と櫻正宗をお伝えします。