空へ!!

旅行やマイルの話を中心に、たまにグルメやラーメンの話など気ままなことを好きなように書いている大阪発信のブログです。

旅の軌跡 その2

社会人になって

初海外旅行はソウル

社会人になって自分でお金を稼ぐようになって、初めて海外旅行に行きました。

目的地はソウル。

 

ヒルトンウォーカーヒルでカジノデビューも4万円ほど負けた記憶があります(笑)。

 

骨付きカルビが美味しかったことははっきり覚えていますが、日本から近いことや、風

景が日本とあまり変わらないことから、その当時は特段印象には残りませんでした。

 

(その後も何度もソウルに足を踏み入れ、今ではソウルが楽しいことや美味しいこと、

歴史的な文化は理解しているつもりです。)

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(その後ソウルを訪れた時のイメージ写真です)

旅行届

私が就職した会社は非常にお堅い会社でした。

今でこそ無くなりましたが、宿泊を伴う旅行は旅行届の提出が義務付けられていまし

た。

 

就職したての頃、ゴールデンウィーク中に自分の車でで北海道を一周したことがありま

した。

東北自動車道を北上し、青森からフェリーで北海道に上陸し、その日走れるところまで

行って、その日の宿を探す旅。

襟裳岬では宿が無く駐車場に車を止めて、車中泊をしたこともありました。

 

会社に内緒で行ったのですが、とある事情で会社にばれて大目玉。

会社曰く、「学生じゃ無いんだから予定の無い旅行なんてありえない。社会人としての

自覚を持ちなさい!」と。

 

会社が言わんとすることは分からなくも無かったので、以来往復の交通手段と宿泊先だ

けは、今でも旅行に行く前に予約を取るようにしています(笑)。

アンコールワットに行きたい

大航海時代(ゲーム)

社会人になった頃、光栄(現コーエーテクモゲームス)の大航海時代というPCゲーム

が人気となりました。

 

大航海時代にインド航路の発見や新大陸を競うゲームです。

このゲームの中でアンコールワットを発見するというイベントがありました。

 

こんなことがきっかけだったのかもしれません。

アンコールワットに行きたい・・・。

アンコールワットに行きたくて仕方がない思いに駆られるようになりました。

HISに相談に行きました

今から約20年前の話です。

インターネットはまだない時代です。

情報は地球の歩き方だけです。

 

HISの窓口に出向いていきました。

相談をしたところ、偶然にも相談した窓口の社員さんが1年前にアンコールワットに行

ってきたとのことでした。

 

是非行ってみたい。

好奇心が不安に勝り、アンコールワット行きを決意しました。

飛行機と宿だけ押さえて。

シェムリアップに到着

今のシェムリアップ空港と違い、滑走路と掘立小屋が1軒。

非常に簡素な空港でした。

 

空港を出ると、数十人のタクシー運転手に囲まれます。

結構な迫力です。

その中に私の名前のプラカードを見せてきた運転手がいました。

???

手配をした覚えは当然ありません。

何処からか情報が漏れたのでしょうか。

 

普通であれば、怖いと思い避けたのかもしれませんが、なぜかその運転手さんが気にな

りホテルまで送ってもらうことにしました。

 

ホテルに向かう道中で話をしてみると非常に気の良い運転手さんでした。

1日チャーターしてUS$25.00ということでしたので、シェムリアップ滞在中は

その運転手さんに案内してもらうことにしました。

ちなみに10年後にアンコールワットに再訪した際もこの運転手さんに案内をお願いし

ています。

アンコール遺跡

クメールルージュの内戦とポル・ポトによる200万人を超える大虐殺があってからま

だそんなに年数は立っていないはずです。

 

今みたいに観光客も多くなく、シェムリアップの街も田舎の小さな町といった風情でし

た。

 

アンコールワット周辺の地雷の除去はさすがに行われていましたが、当時は未だベンメ

リアやクバールスピアンと言った郊外の遺跡には行くことは出来ませんでした。

また、ちょっと離れたバンデアイ・スレイ遺跡に行くのでさえも、途中、車の轍以外は

地雷に触れる可能性があるから歩いてはダメと言われていました。

 

復興にもまだ手がついたばかりの荒廃した国。

それでも出会う子供達の目は皆キラキラしており、笑顔がとても素敵だったことを鮮明

に覚えています。

遺跡自体も雄大で、こんな場所があったんだと感動しました。

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(昨年訪れたときのアンコールワットのイメージ写真です)

 

この体験が、私の旅好きを決定付けたと思っています。

次回、私の旅の軌跡にもう少しだけお付き合いください。