大人になると1年が短く感じる理由
1年は365日、1日は24時間なのに
ジャネーの法則
1年は365日、1日は24時間と皆平等なはずなのに、大人になると1年が過ぎるの
が早いと感じます。
お正月になったばかりだと思ったのに、もう2月。
何で昔に比べて時間がたつのが早いのでしょうか。
ジャネーの法則というものがあるそうです。
19世紀のフランスの哲学者ジャネーが提唱した法則です。
50歳の人の1年は、今までの人生の50分の1ですが、5歳の子供にとっての1年は
生きてきた時間の5分の1です。
だから子供の1年は長く、大人の1年は短いということだそう。
つまり50歳の人の1年の長さは、5歳の子供にとっての36.5日分の長さに相当す
るということになるのでしょう。
生涯のある時期における時間の心理的な長さは年齢の逆数に比例するということだそう
です。
トキメキが足りないから
子供の頃は、何事もが新しい経験で、色々なことに好奇心を持てます。
吸収することも多く、どんどん成長していきます。
毎日毎日新しいことを経験するので、1日の価値、1年の価値が大人と比べて圧倒的に
高いのです。
ところが、大人になると、新しく経験することが少なくなり、吸収することも少なくな
ります。
トキメクことも少なくなり、惰性のまま時間が過ぎていくことも多くなります。
これが、大人になると(心理的に)時間が早く経過していく理由だという人もいます。
行事やエピソードが多かったから
子供のころは、毎日のように色々な行事があります。
遠足、運動会や運動会の練習、学芸会や学芸会の練習、給食、掃除、学級会・・・。
〇〇ちゃんが好き、とか、色々な行事やエピソードがありました。
大人になると、毎日が同じ日々の繰り返し。
電車に乗って会社に行って、仕事が終わって飲みに行って・・・。
心に刻み込む行事やエピソードが少なくなったから1年が過ぎるのが早くなった、とい
う人もいます。
1年を長く感じるにはどうしたら良いの
興味を持つこと
色々なことに興味を持って、脳を活性化させることが大切です。
色々なところに行って、色々な経験をして、色々な美味しいものを食べること、新しい
体験をして心をときめかせること。
沢山旅をすれば1年を長く感じることができるかもしれません。
こうした心に感動を与える体験が1年を有効に使えることになるのだと思います。
健康でいること
色々なことに積極的に興味を持つためには、心も体も健康でなければいけません。
心や体が病んでいたら、楽しい時間を過ごすことは難しいと思います。
健康で、恋をして、ときめいて、楽しい時間を過ごすことこそが、心や体を活性化させ
て、脳を活性化させることです。
こうして1年を有意義過ごす事こそが、1年を長く感じるコツなんだろうと思います。