博多 元祖長浜屋の豚骨ラーメンを食べてきた
長浜豚骨ラーメンの老舗
博多出張中
昨日お伝えしたように、長浜ラーメンを食べるために、午後からの会議にもかかわら
ず、朝4:30に起きて博多入りです。
今まで何度も博多を訪れてはいたのですが、ラーメンは博多デイトスのめん街道か、博
多駅周辺のラーメン店が中心で、長浜には行ったことがありませんでした。
長浜デビューです。
元祖長浜屋
そんな中で替え玉の発祥といわれる老舗が元祖長浜屋です。
長浜では一番古いラーメン店といわれています。
戦後屋台で始め、魚市場の市場で働く人の朝ごはんとして大人気となり現在に至ってい
るようです。
本店、支店と移転があり、2010年に現在の場所に移転したとのこと。
地元の方の圧倒的な支持を受け、今も顧客は観光客というよりも地元のリピーターが主
のようです。
10:30に訪れましたが、すぐに入れました。昼時は行列必須だそうで、営業は24
時間(曜日により清掃時間は閉店)営業だそうです。
メニューは潔くラーメンのみ。
後は替肉と替玉、そしてお酒だけです。
ラーメン500円。
替肉100円、替玉100円。
2008年に替玉が50円から100円になった時には各紙の新聞のニュースになった
というエピソードもありました。
午後からの会議ということもあり、お酒抜きです(笑)
メニューはラーメンしかないので、券売機のチケットを握りしめ店内に入るといきなり
「面の硬さは」と聞かれます。
私は、ラーメン、替肉、麺の硬さは「かためんで」。
ちなみにこの店で「バリカタ」は「ナマ」と言うそうです。
ラーメンと替肉です。
ラーメンは、豚骨ラーメンの老舗と言われながら、全くこってりはしておらず、豚骨の
香りのする塩ラーメンといった味わい。
美味しいとか美味しくないとかでは無い、クセになる味、と言うのが良くわかります。
肉はこれでもかという塩味。
この薄味(薄いというのではなく、こってりとしていないという意味)の豚骨スープに
替肉がマッチします。
「へーぇ。」良い意味で「有り」でした。
元祖だらけ 裁判沙汰に
元祖ラーメン長浜家
この元祖長浜屋の従業員が独立して、元祖ラーメン長浜家を新たに開店しました。
このお店は、元祖長浜屋の了解を取り付けていますので問題はありませんでした。
ところが・・・。
元祖ラーメン長浜家の従業員が独立して、元祖ラーメン長浜家という同じ名前の店を
近くに作ってしまいました。
怒った元祖ラーメン長浜家(家1)が新店舗の元祖ラーメン長浜家(家2)を裁判で
訴えるという事件に発展しました。
しかし、訴えられた元祖ラーメン長浜家が福岡地裁、福岡高裁で勝訴し、元祖ラーメン
長浜家を名乗ることが許されてしまいました。
新店舗の元祖ラーメン長浜家(家2)は、店舗を移転し、現在の長浜にはありません。
しかし、元祖ラーメン長浜家(家1)に行くと今でも川端地区の元祖ラーメン長浜家と
は一切関係ないとの表記がしてあります。
元祖、長浜多い問題
元祖長浜屋でラーメンを食べてきましたが、周りを歩いてみると、元祖や長浜の名がつ
いたラーメン店に数多く出くわします。
食べログでも各店とも評価が高かったりとか、その店のファンを抱えているわけで、店
も商売として成り立っているのでしょうが。
デイトスにも支店を出している長浜ナンバーワン
長浜将軍と長浜満月。
結構評判は良いみたいです。
商魂逞しいと言うか。
みんな共存しているというか。