【速報】JAL国際線新規就航地はベンガルール
JAL、成田=ベンガルール(バンガロール)線新規開設決定
成長著しいインドと日本・北米とを結ぶネットワークの拡充
昨日のJALのプレスリリースで2020年夏季ダイヤまでに成田=ベンガルール(バンガロール)線を新規開設することを決定しました、との発表がありました。
最近ではANAがウィーン線(オーストリア)、パース線(オーストラリア)の開設を
発表し、奇しくもJALの発表と時を同じくしてチェンナイ線(インド)の開設をも発
表しました。また、モスクワ線、ウラジオストク線(ロシア)の開設を計画しているこ
とも先般報道されました。
JALも3月31日にシアトル線(アメリカ)が新規開設されるとはいえ、ANAの動
きばかり目立っていましたもので、JALも新規路線が開設されることは嬉しいもので
す。
とは言っても、華やかさに欠けるような気がしなくもないのですが・・・。
ベンガルール(バンガロール)って何?
デカン高原の南に位置するインド第3の都市で、標高920mの高さにあります。高原
にあるためインドの他の都市と比較すると穏やかで涼しく、「インドのガーデンシテ
ィ」と呼ばれています。
人口は1,234万人(2017年)と、デリー、ムンバイに次ぐ人口を有していま
す。
Wikipediaによると
「バンガロールは国営の重工業、航空産業、防衛産業の工場群が置かれた。さらに、イ
ンド経済自由化後のバンガロールにおけるハイテク産業の確立と成功は、インドの情報
通信産業(IT産業)を成長させる原動力となった。バンガロールは「インドのシリコ
ンバレー」と呼ばれるまでになり、インドの2004年のソフトウェア輸出の35%を
占めるに至っている。高い教育水準を誇る大学群と研究所群の所在地として知られ、国
内第2位の識字率を誇る」
ということです。
日本ではインドのIT業界のことはあまり知られていませんが、シリコンバレーのIT
企業を筆頭に世界のトップ企業はバンガロールに開発拠点を設置してグローバル戦略の
拠点としているとのことです。
日本人駐在員の数もデリーに次ぐ2番目のとのことでした。
こんな内容を聞くと、もしかしたら狙いすました選りすぐりの就航地だったのかもしれ
ません。
また、「成長著しいインドと日本・北米とを結ぶネットワーク」とあるように、日本と
インドを往復する顧客より、インドと北米を往復する顧客を獲得する意図なのかもしれ
ません。
A350についてもプレスリリースがありました
A350-900は羽田-福岡から
新機材となるエアバスA350-900は、2019年9月より羽田-福岡線に投入さ
れ、順次路線を拡大していくことが発表されました。
(エアバス)
世界では既に沢山の航空会社がA350を就航させていますが、漸く日本の航空会社も
A350を導入します。
国内線にも個人用画面と電源コンセントが付くようです。
どんな仕様になるか非常に楽しみです。
B787-8型機は羽田-伊丹
国内線にB787-8が登場します。
今秋に羽田-伊丹線に国内線仕様のB787-8が導入されるようです。
こちらも個人用画面と電源コンセントが付きます。
羽田-伊丹線は直接利用する路線なので個人的にも楽しみです。
A350-900でB777-200の置き換えを進め、B787-8でB767-
300ERを置き換えていくようです。
運行スケジュールや客室仕様については決まり次第改めて発表するそうです。
またJALから目が離せません。