速報 JAL国際線特典航空券PLUSが開始される
JAL特典航空券の制度改定
JAL国際線特典航空券PLUSとは
12月4日8時より国際線特典航空券の制度が変わり、PLUSが導入されました。
従来との 変更点は
- JALの特典航空券が基本マイルで取れなくても多くマイルを払えばいつでもとれる
- キャンセル待ちは不可
- 変更は出来ず、変更したい場合は取り消して再度取る必要がある
尚、ファーストクラスは従来通りキャンセル待ちが可能ですが、往復でファーストクラ
スと違うクラスの組み合わせは出来なくなりました。
メリットとデメリット
一見すると便利になる気がしなくもないですが、我々サラリーマンの様に休みが取りに
くい人は「行きは取れても帰りが基本マイルでは取れない」ことが起き得ます。
今まではキャンセル待ちであったり、取れている特典航空券を変更することで対応が出
来ていたのですが、キャンセル待ちと変更ができなくなることで、一度取った特典航空
券を払い戻し手数料3,100円を支払って取り直すか、高いマイルを支払って取るか
どちらかになります。
特にマイルの価値が爆発的に生きるアメリカ、ヨーロッパのビジネスクラスの特典航空
券は取りにくくなるような気がします。
メリットを享受できる人は、マイルが山のように溜まっている人と自由に休みがとれる
人です。沢山のマイルを使えば繁忙期でも特典航空券が取れますし、基本マイルですい
ている時に特典航空券を取れれば今よりマイルが少なくて済むかもしれません。。
繁忙期にいくらマイルを支払えば特典航空券が取れるか
ちなみに2019年8月17日(土)に羽田を立ってパリに行き8月24日(土)に
パリから羽田に帰ってくる往復を見てみます。
1人で往復ビジネスクラスで426,000マイル+43,280円です。
基本マイルは往復で110,000マイル。
ファーストクラスの基本マイルは160,000マイル。
426,000マイルでは、私は取りません。
前の日8月16日(金)の行が片道で107,000マイル、土曜日出発の半分のマイ
ルで済みますが、基本マイルではほぼ往復分です。
マイルはためるより使う方が難しいと言われます。
海外発券でアップグレード対象のエコノミーチケットを購入して、マイルでアップする
とか、マイルはe-JALポイントに替えて使うとか、今後は対策を考えなければならな
いかもしれません。
他にもルールの変更がありました
提携社特典航空券
2018年11月20日より提携社の特典航空券の必要マイル数が変わっています。
例えば
近距離以外は大半が必要マイル数が増えています。
航空券取扱手数料
2018年12月19日より国際線特典航空券 航空券取扱手数料が変わります。
JALホームページ、モバイルサイトからの発券・変更手数料が無料なのは変わりませ
んが、予約センターでの発券・変更手数料が2.160円から5,400円に値上がり
します。
2倍以上の値上げになります。
伊丹からの特典航空券は予約センターからの取得しかできません。
繁忙期の特典航空券の争奪戦も現実問題ホームページからでは取れません。
地味に痛い値上げです。
終了したキャンペーン
JALホームページ限定国際線特典航空券曜日限定特典
JALホームページ限定国際線特典航空券ディスカウントマイル
JALホームページ限定JALカード割引国際線特典航空券
パラオチャーター特典航空券キャンペーン
これからの見通し
JALは将来的にはIFRS(国際財務報告基準)に移行する計画があるようです。
偶発的債務を減らしていこうとマイルをたくさん使わせると言ったうがった見方が出て
きてしまいそうです。
また、インバウンド需要が活発になってきた今、マイルによる顧客サービスを手厚くす
る必要がなくなってきているのかもしれません。
今後もマイルを巡る環境は厳しくなっていくのでは無いでしょうか。
次回は元に戻って、ベトナム 世界遺産フエの建造物群の最終回をお届けします。