JAL国際線ファーストクラスの日本酒の話
2種類の日本酒
JALファーストクラスには2種類の日本酒が搭載されます。
銘柄は3カ月ごとに変わります。
既に2018年度に搭載される日本酒は発表されています。
12月~2月には幻の日本酒と言われる超プレミア日本酒「十四代純米大吟醸」も搭載される予定です。
(JALプレスリリース)
11月は磯自慢 純米大吟醸 47 中取り アメジスト と 獺祭”磨き二割三分”純米大吟醸です。
磯自慢 純米大吟醸 47 中取り アメジスト
磯自慢酒造は江戸時代後期(1830年)、磯に香りの漂う現・静岡県焼津市の港町に創業しました。酒名の「磯自慢」もこの土地柄から名付けられました。
原料米は酒米最高峰と言われる兵庫県特A地区の山田錦にこだわるなど、酒造りに対する徹底した姿勢が究極の美酒を生み出しています。
2008年の洞爺湖サミットでは、総理夫妻主催の晩餐会で乾杯酒として振る舞われ、各国首脳がその高貴な味わいに酔いしれました。
2010年インターナショナル・ワイン・チャレンジでは、純米大吟醸部門と純米部門の2部門で金賞を受賞するなど、名実ともに日本を代表する日本酒の一つです。「アメジスト」は機内搭載専用のボトルの色に因んで命名しました。
(磯自慢株式会社/静岡県)
(JAL HPより引用)
JAL限定の日本酒ですので価格は不明ですが、参考までに「磯自慢 純米大吟醸アートラベル(新エメラルド)720mlというお酒があります。
兵庫県特A地区東条産特等山田錦を50%まで磨き上げた純米大吟醸です。
720ml(4合瓶)で8,360円で売られていました。
残念ながら私はこのお酒を飲んだことはありません。
きっと凄く美味しいのでしょうね。
獺祭"磨き二割三分”純米大吟醸
華やかな上立ち香と、芳醇な味、濃密な含み香、全体を引き締める程よい酸、これらが渾然一体となり、のどにすべりおりていった後は爽やかな後口の切れを見せ、素晴らしい余韻が長く続くお酒です。
(朝日酒造株式会社/山口県)
(JAL HPより引用)
一時は入手困難で高値で取引されていましたが、最近はようやく落ち着いてきました。精米歩合が23%と米の殆どを削り、心白のみを使ったお酒です。
720ml(4合瓶)で5,400円です。
このお酒は私も大好きな日本酒の一つです。
雑味の無いすっきりしたのみ口で、正に純米大吟醸のフルーティーな吟醸香が鼻の周りからこぼれていくようです。
旭酒造さんでは、獺祭”磨き二割三分”純米大吟醸を超える精米歩合の日本酒も造られています。「獺祭 ”磨き その先へ」という日本酒で、720ml(4合瓶)でその値段、なんと32,400円!だそうです。
2017年度JAL国際線ファーストクラスに搭載された日本酒
ちなみに2017年度はこうした日本酒が搭載されました。
次回も日本酒について記事を書きたいと思います。